スタンド式LED看板が倒れて割れた!破損時の対処は!?
店舗でスタンド看板を使っている方は経験のある方も多いと思いますが、不慮の突風による転倒、破損!
LED看板も、スタンド式で床置きの場合は強風や突風で倒れることがあります。
LED表示画面を覆っている透明カバーはアクリル素材であることが多いため、強い衝撃が加わると割れてしまいます。
そんな時、LED電光看板ならではの注意点をご案内したいと思います。
LED看板は屋外用ですから雨が中に入らないようになっていますが、アクリル板が割れてしまっては中の電子基板に雨水が直接かかってしまいます。
LED基盤や内部の電源基板、CPU制御基板などは、それ自体は防水ではなく、ICチップやコンデンサなどがたくさんついた精密機械ですので、水濡れは厳禁です。
もし水で複数の電子部品がダメになってしまうと、修理費は一気に高くついてしまいます。
アクリル板のヒビ程度でしたら透明テープで補修程度で応急処置はすみますが、穴が開いてしまっている場合は、ビニールなども使ってしっかり目張りしましょう。
ただし、テープやビニールは、日光の熱や紫外線、雨水などで劣化しやすく数週間ですぐにダメになってしまいますので、再び穴が開いてしまう前に修理が必要です。
損傷が激しい場合は、大きな袋で上から覆ってしまうか、修理までの間は室内保管が無難です。
アクリル板が割れていない場合でも、金属カバーや内部フレームの変形で隙間ができ、水が浸入してしまう場合もありますので、心配な場合は専門店に相談してください。
損傷や変形が著しい場合や、使用中にブレーカーが落ちるようなことがあれば、漏電やショートの可能性があります。感電や火災など事故防止のために使用を控えて下さい。
LED電光看板に限らず、以下の点にも配慮をお願い致します。
●感電防止のためコンセントを抜いてからの作業をお勧め致します。
●ケガ防止のため作業手袋や軍手などの着用をお勧め致します。
●割れた部品や破片で周辺の人や関係者がケガをしないようご注意ください。
●風が強い場合は、再転倒防止の措置をお願いします。
株式会社シスタック